国鉄各路線の乗り換え方法
新宿駅といえば、巨大かつ複雑な構造で知られています。
新宿駅を迷わずにスイスイ歩ける攻略法はあるのでしょうか？
新宿駅が迷いやすいのは、JR、私鉄、地下鉄とそれぞれ運営者が異なる路線の拠点となる駅なので、構造が複雑であるためです。
まず、新宿駅の全体像を把握しましょう。
新宿駅は地下2階、地下1階、地上1階、地上2階の4つの階層に分かれています。
そしてJR各路線のホームは全て、地上1階に集まっています。
このため地上1階は各路線のホームへとつながる改札口が、全部で16個もあります。
JR新宿駅から、他のJR路線に乗り換えるときは絶対に改札を出ないことが、ダンジョン攻略の第1のポイントです。
JR各路線のホームは、地上1階ですべてつながっています。
1番～4番乗り場は埼京線・湘南新宿ラインのホームに出ます。
5番と6番は成田エクスプレスのホームに出る改札口です。
7番と8番は、東京方面に行く中央本線と中央線（快速）のホームに出ます。
9番と10番は中央本線特急のホームに出る改札口です。
11番と12番は高尾方面に行く中央本線と中央線（快速）のホームに出る改札口です。
13番は千葉方面へ行く中央線と総武線の各駅停車のホームに出ます。
14番は山手線内回りのホームに出る改札口です。
15番は山手線外回りのホームに出ます。
16番は三鷹方面へ行く中央線と、総武線の各駅停車のホームに出る改札口です。
ここで注意したいのは、駅に入るときに渋谷東京方面にある新南口の利用です。
この出入り口は新宿駅の最も南に位置しますが、埼京線と湘南新宿ラインにしかつながっていません。
ですから新宿駅に入るときは、ほかの出入り口から入る方が迷わなくてすみます。
私鉄・地下鉄の乗り換え
新宿駅は大きく分けて東エリア、西エリア、南エリアの3つのエリアに分かれます。
東エリアの出入り口は東口と、中央東口です。
このエリアの出入り口は歌舞伎町、アルタ、新宿三丁目方面につながっており、伊勢丹や丸井などへのアクセスにも便利です。
西エリアの出入り口は西口と、中央西口です。
このエリアの出入り口は都庁や小田急ハルク、小田急線・京王線の乗り換えに便利です。
南エリアの出入り口は東南口、南口、新南口、サザンテラス口となります。
このエリアの出入り口は、高島屋やサザンテラスへのアクセス、代々木方面に行くときに便利です。
3つのエリアのうち、東と西は方向が真反対ですから、出入り口を間違えると、たちまち迷子になってしまいます。
ですから、東と西の中間にある南エリアの出入り口を使いましょう。
南口からは都営地下鉄の新宿線と大江戸線、京王電鉄の京王線と京王新線、小田急電鉄の小田原線と、ほとんどの路線に乗り換えることができます。
もし東エリアと西エリアを間違えて外に出て迷ったら、東京メトロ丸ノ内線の新宿駅を目指しましょう。
丸ノ内線・新宿駅のそばに、東と西を結ぶ地下通路があるからです。
（参考記事）
JR東日本：駅構内図（新宿駅）
駅が広くて連絡口も複雑ですから、あらかじめ駅の構内図を見て、どの出入り口からアクセスするのが便利か確認しておきましょう。
